弊社取り扱いメーカーの能美防災製品がグッドデザイン金賞を獲得しました
弊社でも取り扱っているメーカーの能美防災が建物のデザインにマッチする新しい火災報知機の
新商品を開発しました。これが2014年のグッドデザイン金賞に選ばれたのです。選ばれた理由は
下記の通りです。
選考理由(以下、公益財団法人日本デザイン振興会HPより記載)
概要
センサーにより火災を自動的に検知し建物内に報知することで避難と初期消火活動を促す自動火災報知設備を構成する機器で、人が火災を発見した場合、押しボタンを押すことで手動で火災信号を発信する発信機とその位置を明確に示す表示灯。発信機を小型化し、表示灯を発信機の周囲が点灯するリング型で壁面からすり鉢状の凹形状とすることで、左右の視認性を確保しつつ、発信機の夜間の視認性を向上している。従来、表示灯は設置時に壁面から60mm突出していたが、壁面とほぼフラットにしたことで、建物のデザイン性を向上させたいというニーズに対応。さらに設置状態で凸がないことで接触による怪我や破損がないよう安全面にも配慮している。
審査委員の評価
消火栓設備を示すための表示灯の突き出しは,空間デザインにおいて些細な箇所ではあるものの,建築ならびに設備設計者にとってちょっとした悩みどころであった。この機器は高輝度光源を用いてリング型・すり鉢状に点灯させて必要な視認性を確保しながらフラットなかたちを実現した。さらに,表示灯と発信器をまとめたことで二つあった要素が一つになり,リング内部に発信器を配置したことで夜間における押しボタンの視認性を確保している。非常時の認知と行動の心理からみて発信器への誘導がより自然なものとなったと考えられる。防災と安全のための設備とシステムの向上を専業としてきた企業ならではの質実な進歩のデザインである。
【防災ワン店長コメント】
防災設備機器は消防法令順守の観点から新商品やかっこいいデザインなどはあまりでない業界です。ましてやグッドデザイン賞を獲得するなどは約20年くらい業界に居ますがあまり記憶にありません。一般的に表示灯と発信機は別々という概念を一つにまとめて且つ視認性を上げる。そしてデザインまで近代的な建築物にも対応できる形状に仕上げたことに感動しています。皆様はどのように感じられましたでしょうか?ちなみに本製品の販売は本年3月からの予定です。
・能美防災 リング型表示灯付発信機のご紹介サイトへ
//www.nohmi.co.jp/gooddesign_2014/index.html
・公益財団法人日本デザイン振興会HP 選考商品紹介サイトへ
//www.g-mark.org/award/describe/41392